社長のトラベラーがMINI plusに続いて、「LET'S PLAY CLASSIC MINI」でも紹介されました。
'67トラベラーは各部に施された現代化によって、普段使いに十分堪えうるポテンシャルを実現しています。

トラベラー、カントリーマン最大の特徴となるウッドフレームが目を惹くリアまわり。

エステート・モデルは広いラゲッジ・スペースとキュートなエクステリアが多くのファンに支持されている。けれども、現代の路上でごく普通に使うためには、いくつか乗り越えなければならないハードルがあるのも事実である。

この1967年式トラベラーは、インペリアルクラフト代表の辻さんの愛車であると同時に、ショップのテスト車両でもある。排気量を1310ccへと拡大、加えてSU1.1/4ツイン・キャブレター等の装着により、扱い易さはそのままに流れをリードできる十分なパワーを獲得している。さらに吊り下げ式クーラーを備えることで通勤のアシとして使える快適性も手に入れている。

「ミニってこんなモンでしょ、っていう固定概念を払拭したかったんです。もちろん、このトラベラーは一例にすぎません。ご要望によってはフルレストア車両の販売、チューニングなど、より快適なミニを提案できます。」 と社長。

エンジンは排気量を1310ccまで拡大した物が搭載されている。組み合わされるのはSU1 1/4ツイン・キャブレターとなる。
追加されたクーラーはインテリアともマッチする吊り下げ式。冷房能力は十分すぎるほど。ダブルフォールディング式のリアシートを畳むと広大なラゲッジスペースが出現する。

【SPECIAL THANKS】　LET'S PLAY CLASSIC MINI　Volume006　　：text=村田尚之　photo=田中秀宣